196人が本棚に入れています
本棚に追加
/134ページ
血の臭いがする。
微かだが、この臭いは絶対に血だ。
俺は見知らぬ町を駆け出し、血の臭いがする方へ走り出した。
だがしばらくして白い怪物にぶつかった。
【すまない。大丈夫か?】
看板には汚い字で書かれていた。
「気を付けなきゃ駄目だろう、エリザベス。
………お前、その姿。」
長髪の腰には真剣。
「誰だ。
殺すか?」
銀時はギロリと睨み、真剣に手を添えた。
.
最初のコメントを投稿しよう!