幼き鬼

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「敵、殺す。」 シャラッと刀を抜き、構えた。 「落ち着け銀時!! 俺だ!!桂小太郎だ!!」 「かつ…?」 銀時はどうやら桂を知らない様だ。 「……そうか。過去から来たのか。」 あの後直ぐに神楽達が銀時を押さえ込み、桂に事情を説明した。 「まだ俺に会う前…、つまり先生に出会う前か。」 桂は自己解決をして納得をした。 「………お前達に構ってる暇、ない。」 銀時は再び血の臭いを辿り、ようやく着いた。 ぴちゃ… 足元には血溜まりに屍、裸足の銀時には触感がリアルに伝わった。 「……子供か。」 〝天人〟 銀時は一瞬にして敵だと判断した。 「まぁたまには餓鬼でも良いか。」 天人は刀を銀時に向かって振り上げた。 ザシュ…………ッ
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