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「ふぁー、もーダメだ。おやすみ・・・」 「ちょっとー、お姫ちゃーん、どして寝てるのよ。10時半なったよ起きて」 「・・・ヤ、・・・ダ。寝るの、おやすみ。」 「ダメ。今からDVD観るんだよ」 「先輩、ゆずは眠たいから観たくないです。あぁー、悠花お布団、取らないで返してよー。」 「やだよ」 もー悠花の意地悪 「先輩、何見るんですか?」 「「秘密」」 二人して声、合わせて言うなんてなんだか怪しい・・・。 「いいからコッチおいで」 悠花がテレビの前でDVDをセットして待ってる。 「ほら、行くよ」 「えー、いやや。眠たいよ」 「お姫ちゃんは子供ちゃうんやろ?まだ寝んよな?おいで」 「・・・はい。」 月夏先輩にテレビの前まで連れてこられてしまった。テレビの前にはみんなが集まっていた。 今日のお泊まりメンバーが全員集合した。私、悠花、月夏先輩、咲輝先輩、彩奏先輩。 「ほら、お姫ちゃんは真ん中だよおいで」と咲輝先輩に呼ばれて行くとテレビの真ん前に座らされた。左隣は、月夏先輩で右隣は咲輝先輩。 「今日こそはユズに絶対、全部みてもらうんだからね」 「んで悠花、何観るの?」 「観たらわかるから。では、月夏先輩、咲輝先輩柚姫が逃げ出さないように捕まえておいてくださいね。かけますよー。」 「ちょっと待って!」 「どうしたん?咲輝先輩?」 「お姫ちゃんがすでに逃げそう。悠花、リモコン彩奏に渡してお姫ちゃんの後ろおいで」 「ヤダ、ヤダ。」 「まだ何も観てないでしょ。なんで逃げよんの?お姫ちゃん静かに」 「はい・・・」 月夏先輩と咲輝先輩に捕まえられて後ろには悠花がいる。何を観せられるのよ?眠たいのにな・・・嫌な予感。
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