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「お姫ちゃん、寝たあかんよ、わかってる?」 「咲輝先輩が横にいたら何されるかわからんから寝れないから大丈夫(笑)」 「はい、それじゃあかけるね」 「ひゃーー、これ怖いやつ・・・んか」 咲輝先輩の手がすぐに私の口元に飛んできた。 「姫!うるさい!シーッ!」 「いやや、ゆずこれ観たくない。怖いの観たくないもん。夜寝れなくなるやんか。」 「だから、黙りなさい」 「いやや、手はなし・・・よ」 「あかん。最後まで5人で観るんやから。仲間外れっていつも怒るから今日は一緒に仲間外れにせんと観よか。悠花捕まえときよ」 「だって、ゆず、ホラーき・・・いや・・・ん」 「嫌いなことくらい知ってるよ。でも、お姫ちゃん以外は観たいから一緒にみよ?なっ?仲間外れいややろ?」 「みんなが周りにおるんやから大丈夫やで柚姫?」 と後ろから悠花が。 「悠花、んま?絶対おる?」 「うん。大丈夫。おるよ。みんながおるんやからそんなに怖くないと思うよ。」 「はい」 「さすが悠花。お姫ちゃんを黙らせた」 「褒めてくれたん?月夏先輩ありがとうございます」 「彩奏、始めにもどしてー。お姫ちゃんがうるさかったから観れてない」 「ほら、姫、ほっぺた膨らましとらんと、かけるよ?」 「わぁー、やっぱり観たくない。彩奏先輩かけんといてー」 「「あかん!」」 「・・・はい。」
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