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ー玲奈サイドー
あたしは絢波玲奈、数学を愛して止まない17歳の女子高生なの
数学ばっかしているせいか、友達もあんまり
元々同年代の人に自分から話した事が全くないから余計なの……
はぁ……彼氏欲しいなーなんて思っているんだけどね……
数少ない女友達曰く、あたしを好きな人がたくさんいるらしいけど、あたしが専門家レベルの数学をしているせいかな、何故か自分も同じレベルにならないとダメだって思われてるみたいなの……
そんなの全然大丈夫なのに…
あたしが自分から話せないばかりに…
はぁ…………
ー高校から下校中ー
「……ん?『女子学生限定!クルーの学生バイト募集中! 』………いくらなんでも店内おっさんだらけなのに行く馬鹿はいないわよね…」
(変な求人は無視するとして……)
坂を上っていると道路が工事中だった
(後ろのトラックがこっちにくる確率は皆無だね………安全を確認して……………えっ!?)
後ろを向くと、何故かさっきまで動いていなかったトラックが時速140キロで玲奈に向かって突撃してきたのだった……
「あ、ありえない…。10秒未満でこんな速度はで…ない…は…ず……なの…に……」
玲奈はあまりの出来事に回避することを忘れていて立ちすくんでいたのだった……
そして車にひかれて玲奈の意識は遠くなっていった………
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