猪世界への道

2/3
前へ
/48ページ
次へ
目が覚めたら白い天井、白い壁、白い床、と全て白い空間が広がっていた 「ん……ここは何処だろ?」 歩いてみるが、どこまでも白だった …気付くと服装は玲奈が通っていた学校の制服のままで、トラックにひかれた時に持っていた鞄もあり、何故か傷一つもなかった シュン そして金髪碧眼の翼を持ったイケメンが玲奈の目の前に現れた 「ごめん、待った?」 (怪しい……ナンパ?) 玲奈はナンパ野郎を撃退していくうちに身に付けた観察眼でイケメンの弱点を探し、弱点が翼だと分かるとむしり折った 「ぎぃゃああ゙ああ゙ああ゙ああ゙ああ゙ああ゙ああ゙ああ゙!!!!……………い、いきなり人の弱点をむしり折らないでくれるかな?」 すると青眼の銀髪で長髪のこれまた翼を持ったイケメンが現れた 「神様!?……もしかしてナンパか?(面白いから神様で遊ぼ)…ああ、このナンパ野郎が神様で、俺は凄い天使のセラフィムだ!」 「ちょっ!?僕はナンパしてないし!!大体僕がくしゃみしたら玲奈さんの書類が木っ端微塵になってたんだから!!」 (ププッ!笑えるから弄り倒そ♪) 「…つまり、ナンパしたいから意図的にくしゃみしてあたしを殺したんですね?」
/48ページ

最初のコメントを投稿しよう!

13人が本棚に入れています
本棚に追加