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【レナ様は戦闘形式を決められます、どうされますか？】
頭の中に聞こえてくる『ジャッジ』の声を聞きながら、レナはナンパ神様にもらった能力で検索した
―戦闘について（対魔物）ー
戦闘に入ると『ジャッジ』というこの世界での戦闘全てを監視、管理する者が脳内に話しかけてくる
対魔物の場合、相手が挑んできてもこちらから挑んでも必ずこちら側が戦闘形式を決めることができる
決めた戦闘形式をジャッジに伝えればその戦闘形式で戦闘できる
対魔物の場合、逃げる事もできるが魔物が壊した家等はそのまま壊されたままとなる
―――――
（じゃあ…ターン制RPGよ！）
【了解しました、では戦闘を開始します】
【レナ様のターンです】
「さて…じゃあ『ライトニング』よ！」
レナが魔法を唱えるとワイルドベアーの頭上に雨雲が立ち込め、ピカッ！と光ると同時にワイルドベアーの体の中を雷が駆け抜けて行った
【レナの『ライトニング』！ワイルドベアーに８９６３ダメージ！!】
しかしそれでもそこそこの傷だったのかワイルドベアーは元気に立ち上がった
そしてワイルドベアーは自慢の爪に力を込めレナの腕に向けて振り抜いた
【ワイルドベアーのターン：切り裂く！レナに18のダメージ！】
（…ちょっと痛いわね…でもなんとかなる範囲だし大丈夫よ！）
【レナ様のターンです】
（しかしジャッジの声うざいわね、少しは何とかならないのかしら ）
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