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そうしてる内に髭だるま以外の髭男達がハッとしたように剣を構えてきた。
「オイ、テメェらに聞きテェんだが、この村の人達をなんで殺したんだ?」
そう聞くと一人の髭男が
「ハン、そんなの言うこと聞かねぇからに決まってんだろ?バカじゃねーの」
ホントにバカにしたように言ってきた。
俺の中でなにかが切れるような音がした。
っていうかキレた。コイラふざけてんの?
こんな小さな娘を泣かせて、
「テメェら、フザケんじゃネェぞ!ゴラアアァァァァァアァァァァァ!!!」
俺は後ろの娘に被害が無いように走り髭男の所まで行き足を振り上げる。
さっきは吐き気がしたが今回はしない。
さっきは人間だと思ってたから。
でも、話してみてわかった。
コイツらムシケラ以下だ。
もう躊躇いはない。
俺は足を降り下ろし一人殺す。
そのあとも、
何人も、何人も何人も何人も何人も。
そして全員殺り終え気付くと辺りは血だらけで、血の海と言ってもいいほどで、村はある一点を残して無くなっていた。
これ専業主夫がやることじゃねぇな。
今後は気をつけよ。
そんなのことを考えながら俺はその一点に行くきしゃがみながら少女に話しかけた。
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