ラプソーン国

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ケイトさんに金を払ってもらったあと、俺達はケイトさんについて歩いていた。 あっケイトさんって言うのは金髪さんの名前ね。 この街は結構整備されてるらしくて道にはタイルが敷いてある。 「あとどのくらい歩くんだ?」 ついでに敬語も止めてくれと言われた。距離をおかれるのが嫌いだそうだ。 「んーと、2、3分位かな」 ミィは俺の背中で寝ている。 ま、あんなことがあったし疲れたんだろう。 「むぅ……パパ…いか…ないで」 ああ、行かないよ。 それからしばらく歩くとデカイ建物が見えてきた。 「なあもしかしてあれか?」 「ああ、そうだよ」 そう言いながら建物の前まで行くと 「では改めて自己紹介をしよう。私は、ギルド『剣の山』のギルドマスター、ケイト・ディラン。 君をこのギルドに推薦したい」 え?
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