1300人が本棚に入れています
本棚に追加
ケイトさんに金を払ってもらったあと、俺達はケイトさんについて歩いていた。
あっケイトさんって言うのは金髪さんの名前ね。
この街は結構整備されてるらしくて道にはタイルが敷いてある。
「あとどのくらい歩くんだ?」
ついでに敬語も止めてくれと言われた。距離をおかれるのが嫌いだそうだ。
「んーと、2、3分位かな」
ミィは俺の背中で寝ている。
ま、あんなことがあったし疲れたんだろう。
「むぅ……パパ…いか…ないで」
ああ、行かないよ。
それからしばらく歩くとデカイ建物が見えてきた。
「なあもしかしてあれか?」
「ああ、そうだよ」
そう言いながら建物の前まで行くと
「では改めて自己紹介をしよう。私は、ギルド『剣の山』のギルドマスター、ケイト・ディラン。
君をこのギルドに推薦したい」
え?
最初のコメントを投稿しよう!