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「…こんな時間に来ちゃってゴメン」 すごく冷たい…。 冷えた身体を暖めてあげたくて、 「理紫入って?何か温かい飲み物でも作るから…」海月がそう言い、離れようとすると、 「ちょっとこのままで居させて…」 理紫が抱き締める手を強くした。 こんな時間に来るなんて初めて…。 理紫は海月に、けじめがつかなくなるから夜遅くには行かないと言っていたし、初めての夜以外に泊まっていった事もなかった。 しかもいつもなら、まだ働いてる時間なのに…。
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