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「…あんたらも暇ね~!」
「黒来が言うなよ…」
杉浦がジョッキを飲み干して、追加を頼んだ。
「でも、いきなり誘っちゃって悪かったとは思ってるわよ」
「悪くなんかないよ!久し振りに海月ちゃんに会えるのに、何を置いても来るに決まってるじゃんか!」
阿部が身を乗り出して、すかさず言った。
「でたっ!お前、相変わらず海月ちゃん好きだね~」
「…るせーよ、優介!海月ちゃん可愛いから、見てると癒されんだよ!」
「…俺はお前見てる方が癒やされるけど?ねぇ、《子リス》ちゃん」
「《子リス》はやめろっ!」
海月は2人の会話にクスクスと笑う。
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