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それを聞いて、杉浦はホッとした顔をした。
「海月ちゃん、大丈夫だよね?」
「はい?」
「ちゃんとサトの事、応援してあげられるよね?」
どうしてそんな事を聞くのだろう…。
「応援するに決まってるじゃないですか…」
海月は意味が分からないと首を傾げた。
「…アイツ、大学だってやめるだろうし、寮にだって入るだろうから、全然会えなくなると思うよ?」
心配そうに言う杉浦に、海月はクスッ…と笑う。
そんな事を心配して何んになるの?
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