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「……はっ？」
理紫の驚いたような声。
「…別れたくな…、の」
海月がもう１度言うと、
「ちょっと待ったっ！」
理紫は海月を自分から剥がそうとした。
海月は離されまいと、必死にしがみつく。
「…何ンで、そんな話になるんだ？」
離れない海月にため息をつくと、理紫は海月を抱き締めたまま後ろにそっくり返るように倒れ込む。
「……っ！」
そして、そのまま自分の上に乗せた海月をすかさず反転させた。
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