14875人が本棚に入れています
本棚に追加
/640ページ
「サト、そんな事言ってるの?」
半ば呆れた桐谷の声に海月が頷くと、
「じゃあ、ウチのチームに来てた事は何んて言ってた?」
と逆に聞いてくる。
「それは…、練習量を増やす為って」
「…確かに絶対的な練習量は増えるな」
桐谷はクッ…と笑った。
「でも、ウチ程度の練習にくる為に、部の練習をサボってくるのはやり過ぎだとは思わない?」
「…そうなんですか?でも理紫がそうしたなら、それだけ恭史さんのチームに魅力があったからなんじゃないですか?」
だって、そんなの、普通に考えたら、そうとしか思えない…。
最初のコメントを投稿しよう!