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ビックリした…。
桐谷にあんな事を言われるなんて…。
しかも、以前の様に桐谷に触れられても嫌じゃなかった。
でも、それよりも驚いたのは、桐谷から聞いて初めて知った理紫の事。
どうしたらいいのだろう。
私の為だというのなら、私は理紫の本当にしたいことをして欲しい。
私は理紫のモノだと、理紫自身が言ったのに。
今すぐにでも、理紫と話がしたかった。伝えたいと思った…!
海月がカタン…と席を立ち上がると、その音に話をしていた桐谷と唯奈が振り向く。
「みぃちゃん…?」
「…私、帰ります」
その言葉に唯奈が「何ンで?」と言って、海月の傍に駆け寄ってきた。
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