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理紫が家を出た後、母親の陽子に連絡を取ると、
『まぁ、みぃちゃんが彼を連れて来るの?』
と大喜びだった。
海月は色々と聞きたがる陽子を制して、父親にも会って欲しい旨を伝え、時間を決めて電話を切る。
理紫にもメールをして、時間を伝えると『了解』と返信が来た。
…自分の家に行くのに、こんなに緊張するのは初めての事だった。
改札口を出て、待ち合わせをした駅前で理紫を待つ。
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