14875人が本棚に入れています
本棚に追加
やっぱり…。
推測は確信へと変わる。
そんな事、思いつきもしなかったし、想像も出来なかった。
春から、理紫は自分の知らない所で、どれだけ砂月や母に会っていたのか…。
「…どうして、言ってくれなかったの?」
海月の言葉に、砂月を宥める様にあやしながら理紫が苦笑する。
「…ごめんね?」
「ごめんね…って…」
もしかして、また私の事を驚かせ様とか、からかおうとか思ってたわけじゃ…。
じとっ…と理紫を見る海月に、
「だって、みぃちゃん、サトくんは言えないでしょう?」
横から陽子に言われて、海月は「…?」となる。
最初のコメントを投稿しよう!