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ゆらゆらと2人…、いつまでも相手だけ見つめて、たゆたっていられたなら。 終わりのない恋に身を浸して、永遠に甘く溶けていけたらいい。 「好きだよ…、海月」 口唇に乗せるとフワリと溶ける砂糖菓子のような愛しいコを思い浮かべ、理紫は蜂蜜が蕩けるような笑顔でトロリと微笑った。 ◆1部◆Fin…. 「はんぶんの月2」へ続きます→
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