1人が本棚に入れています
本棚に追加
魔族の国、魔国。
その国にそびえたつ城には
お祈りをする女性…いえ、魔王がおりました。
「…これでよしっと。」
やっぱり朝にするお祈りは気持ちがいいです。
みんなは反対してましたが信仰する事に人間も魔族も関係ないと思うんです。
「お祈りは終わりましたか?陛下。」
「フォルク!」
フォルクは私の護衛をしてくれているんです。
「どうしたの?」
「朝食の時間ですよ。」
「いつもより早くない?」
「…朝食が終わりしだい緊急会議を開く事になりまして。陛下には悪いですがお早めにと、ジュン様が。」
「何かあったの?」
「それはまだ…。」
フォルクは申し訳なさそうに言う。
とにかく魔王は朝食を食べるため、
急いで部屋に向かった。
最初のコメントを投稿しよう!