代償

14/20
前へ
/840ページ
次へ
この後、私たちは3人で 私の作ったオムライスを食べた。 「これなら毎日食べれる」という純。 ふくれっ面で「悪くない」と言ってたべつづけるあっちゃん ニヤニヤとにやける私 私のほっぺをつねるあっちゃん そんなあっちゃんをつねる純 この幸せがあれば何もいらなかったはずなのに 人間はなんて欲望に満ちた生き物なんだろう そんな中で 響は今誰とどこにいるんだろう 響も笑顔でいるだろうか 純の前で そんな事を考えながら なんて残酷な笑顔を 浮かべていたのだろう
/840ページ

最初のコメントを投稿しよう!

149人が本棚に入れています
本棚に追加