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たわいもない話しをしながら弁当を食べ終えた俺達は、日課である屋上で休憩をしに屋上へ向かっていた。
「…………」
「どうしたんだ?急に黙って?」
「いや、また視線が感じると思ってな?」
丁度教室を出た辺りからいままで視線を感じていた。
一体何なんだ?いい加減にしてほしい。
「ん?特に誰も居ないぞ?」
「まあ、気にしないでいいだろ?それより早く行こうぜ?休み時間終わっちまう」
俺達は急いで屋上に向かった。
俺に対する視線はその間もずっと付いてきていた。
屋上に着き扉を開けると心地よい風が吹いていた。
「んあ~!今日もいい天気だなハゲ~!」
「だからハゲじゃないって言ってるだろ!坊主だって言っt───」
「うるさい黙れ!」
俺はうるさいハゲの顔面に一発拳を入れ、フェンスに凭れ仮眠をしようとした時、急に屋上の扉が開いた。
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