告……白?

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「ん?誰……だ……!」 俺は誰が入って来たのか確認するため、扉の方を見ると女の子が一人立っていた。 普段なら気にしない事だがそんな訳にはいかない! な、何故なら─── 「───い、岩本楓」 彼女、岩本楓は茶色い髪のロングヘアーで可愛いと学校でも評判なのだが……岩本はレディースの総長なのだ。 簡単に言うとヤンキーだな。 ああ、もちろんヘタレな俺は怖いですよ? 「お、おい桂馬!見ろ!」 「ん、な、なんだよ!」 桂馬は俺に殴られた鼻を差すらながら岩本の方を見た。 「び…………ん!」 「何言ってんだよ!」 「美少女発見!お嬢ちゃーん!僕とお付き合いしましょ~!」 桂馬は相手が誰なのか確認もせず、目をハートマークにして走り……もとい、飛び付いた。 「止めろ桂馬!相手は岩本だぞ!」
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