第一話

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痛い…やめて…!!!! そう言いたくても言えない。 『…………ッ』 ただ…………… 耐えるだけ… それしか、私には出来ない。 [お前ら!!!!何やってんだよ!!!!????] 《ゲゲッ!!!!颯太!!??》 そこへ一人の男の子が私と大勢の人たちの間に割って入った 颯太だ… [お前ら、また蛍を苛めたのか!!??] 《だってぇ、その子の髪が銀色じゃないから…!!!!》 「仕方ねぇだろ!!!!蛍は…」 私は颯太の袖を引っ張った。 『私は平気だから』 そう言って立ち上がり、一目散に駆け出した。
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