第一話

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[蛍!!!!] 後ろから颯太の声が聞こえたけど、私は振り返らずに走った。 そしてたどり着いたのは村で一番高いところにある桜の木が立っている丘だ。 『やっぱり、私はこの場所が好きだな…』 ここにいれば、嫌なことも忘れられるし… それに…ここなら髪のことなんて気にしなくていいし… [蛍ーーーーーーッ!!!!] ビクッ!!!! 私は驚きのあまり、飛び上がった。
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