第九章

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「なんてね!」 「はい?」 瑠海は不敵な笑みを浮かべてこっちに振り向く 「冗談だって!夢人今おもいっきり焦ってたでしょ!」 「なっ!瑠海お前なぁ……」 また足なわれるとこだったぞ 「そうゆう反応してくれるのが一番やりやすいんだよね~~」 「………。あのなぁ……」 「でも心配してくれてるんだね、ありがと。」 「どうしたんだよ、いきなりそんな事……」 「それじゃ病院に行こうか~」 大手を振って元気に歩き出した 「場所どこだか知ってるのか?」 正反対の方へ歩き出した瑠海を言う 「……どこだっけ?」 笑って誤魔化すな 「だから昨日はいけなかったのか……ほら行くぞ」 先導するつもりで先に歩き出す   ……本当に心配なのはどっちなのかな? 「……瑠海今なんか言ったか?」 「別に~~ほら早く行こうよ」 急かされた俺も早めに行く。
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