第九章

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病院に行ったら すぐにロビーにいた梢を見つけた 「あれ?どうしたの二人共?」 「どうしたもないだろ……」 まだ少し沈んだ瑠海が声を出す 「……梢ちゃん、怪我とか大丈夫なの?」 「うん。まだ完全じゃないけど……ごめんね?心配かけて」 と梢は優しい声で言った 瑠海は元気のない声で 「……車の前に飛び出しちゃダメだよ?」 「うん……反省してる。」 どうも空気が重くなってきた…… 「まぁいいだろ。大事にならなかったんだし……梢も早く学校来いよ?」 「明日にはいけると思うよ!」 梢がそう言ったので瑠海も安心したようだ これでまた明日から三人で学校に通えるな
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