第九章

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そして次の日、梢は言った通りちゃんと学校に来た 瑠海も前の明るさに戻っている ……これで一安心だな 「ねぇ夢人。」 梢は俺の袖口をちょいちょい引っ張る 「どうした、梢」 「その、放課後に 私また病院行かなきゃいけないんだけど……」 「……いけないんだけど?」 「夢人も来てくれないかな? ……華那の事もちゃんと話したいし」 俺は少しも迷う事なく答える 「わかった、行くよ」
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