第十章
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それから何事もなかったかのように日々は過ぎていった あの喫茶店で梢と話して以来、双子の妹の事は大して触れない。 梢はちゃんと治ったし、事故以来特に何にも起こっていない ごく普通にいつもの三人で日々を過ごしていた いや……とりあえず普通だった って方があってるか
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