第十章

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「華那ちゃん自身わかんない、って事?」 「そうです、学校なんか 面倒ですし行かなくてもいいかな?なんて……」 「………。」 ここは同意しない方がいいな。 「学校は行った方が楽しいよ? 第一高校ぐらいは行っておかないと後々大変だろ?」 「まぁそれはそうなんですけど……」 「そうなんですけど?」 「私一人でどうこうできる事じゃないんですよ……」 華那ちゃんは少し困った表情を見せる 「俺は華那ちゃんには桜南に通って欲しいんだけどね。」 「エッ......?なんでですかッ!!」 「そんな驚く事はないだろ…… なんでって、そうすりゃもっと学校が楽しくなるだろ?俺も、華那ちゃん自身も。」
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