第十章

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――朝―― 俺はいつものように忌々しい音を鳴らす目覚ましを止め、起きたのだが ……昨日の記憶がとても曖昧になっていた 確か、華那ちゃんに会って 家に帰ってきて…… その後、寝た?飯も食わずに? ………。   と考えたところで普段まともに活動しない俺の頭脳が誰もが認めるほどの明確な答えなど出すはずもなかった     そして 「学校行くか。」 と普段の生活と何も変わらない事になった      
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