第二章

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「さぁ鹿島君、どうするんだ?」 「別に、何もしない……」 「嘘ついてんじゃねぇよ。 顔は違うっていってるぞ?」 チッ、鹿島は舌打ちを そして拳を一発夢人へ。 が 「よっと」 夢人は軽々避ける 「喧嘩なら余所でやってくれって言っただろ?」 「………。」 鹿島は黙ったまま 「言う事があるなら早く言え」 「悪かったな」 「は?」 てっきりまた殴りかかってくるのかと思いきや、拍子抜け…… 「訳わかんないぞ……」 「そんな事わかってる!俺が一番、わかってる……」 「お前は霧島さんを知ってるかって言ったよな。じゃあお前は何を知ってるんだ?」 「それはいえない。」 (即答かよ……) 「でも俺をつけて殴りにきて、何もないのか?」    
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