第二章

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「………。今日はここまでだ」 鹿島はそういうと指で何かを弾き落とし去っていった。 「……なんだこれ?」 拾うとそれは紙。それも諭吉が書いてある紙…… 「………。 なんなんだあいつ……まぁこれはありがたくもらっとくよ」 瑠海のせいで訪れた財布の 氷河期は思わぬかたちで春を迎えた…… 「さてと、俺も帰るか……」       「………。」 冨樫夢人と鹿島涼の一部始終を見た。 夢人を驚かせようとついていったら先に鹿島涼がいた 夢人が鮮やかに鹿島涼を躱した 夢人に臨時収入が入った。 一部始終を見た 瑠海はすべてを見ていた…… 「なんだろ……今の」
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