第三章

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季節は制服を暑さのため鬱陶しく感じる頃 彼女からの引っ越すという手紙から少したった。 もうだいぶこの学校にも慣れたしな     さて昨日は珍しい事が起こった 瑠海が学校を休んだ。 入学してから昨日まで 俺も瑠海も無遅刻無欠席 (ちなみに俺は遅刻未遂が数回) でも昨日は後ろの席が空席。 大丈夫かな? どうやら今日も来ないよう…… と思ってたところで教室の引き戸が開いた 「ふぅ~~危ない危ない……」 「お、瑠海。 昨日はどうしたんだ?無断欠席なんて……」 「それがさぁ~大変だったんだよ~~」 「何が大変だったんだ?」
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