第四章

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さて、梢が桜南に来て喜びを越えた感情も束の間…… 学生としての本分とかいう大義名文を掲げた、 俺達には逃げようがない これがない学校はないと断言できるものが近い…… それこそが 『定期考査』 ………。 ったく普段勉強してないのを見抜くために綺麗事並べて…… 「ねぇ夢人、さっきから何 ぶつぶつ言ってるの?」 「しかも瑠海も梢も頭いいし……不公平だ~~」 「えっと……夢人?」 「ダメダメ、梢ちゃん。ああなったらムリだよ~」 「は、はぁ……」
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