第四章

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HRでは櫻井先生がテスト前の過ごし方とか言って、クラスが完全にテストモードへ。 ……くそっ 背中を瑠海につつかれた 「ねぇ~~~夢人~ 勉強大変でしょ?」 「……瑠海は嫌味をいいたいのか?ど~せ俺はできないよ……」 「コラコラ……いじけるな でも勉強って教えられた方が身に着くんだよ~~」 瑠海の笑みがやけに輝いている 「……瑠海、本題を言えよ」 「アハハ……バレたか、 一緒に勉強会でもどうかな~って」 「勉強会?確かにそうすれば俺も勉強するだろうし……」 「じゃあ決まりだね!」 「私も瑠海ちゃんと一緒に夢人に教えるから」 「あれ?いつの間に…… って、梢も!?」 「嫌?」 梢が首をかしげた 「いや、そんな滅相もない…… 成績のいい二人に教えられてもらえるなら……」 「ならよかった。いきなり勉強って言ったらどっか逃げちゃうのかと思ったから……」 「……すごい言われようだな」
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