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「あっ梢ちゃん!夢人に言ってやってよ~~」
「瑠海……お前は勝てるってわかってるからだろ?またおごらせるん気だろ?」
「………。」
「梢……どうした?」
「えっ!う、ううん……
なんでもない」
「夢人~いいじゃん!
そんな大差はつかないから」
「コラ、結局おごりが目的じゃねぇか」
「大丈夫大丈夫♪」
瑠海の笑みが怪しい
「何が大丈夫なんだ!これ以上財布を軽くするな!」
「頑張りなよ、夢人。
自信ついたんでしょ?」
「おいおい……梢まで」
そんな会話を交わして
その喫茶店を後にした
「それじゃまたね~~
夢人、梢ちゃん」
「じゃあ学校でな、瑠海」
「今日はお疲れ様瑠海ちゃん」
「それじゃ俺もそろそろ……
今日もありがとうな、梢」
「いえいえ……テストのために頑張ろうね!!」
「……負けないように頑張らなきゃな」
夢人が帰ろうとした時、
「………。
ま、待って!夢人!」
梢が呼び止めた。
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