第四章

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さて、いよいよというか ……とうとうというか まぁどちらにしろ今日からは 『定期考査』 ………。 まぁ早く帰れるからいいとするか 俺の試験中の事は……聞かないでくれ、 ……危うく名前を書き忘れるとこだったとか 急に腹痛に襲われるとか 頼むから聞かないで…… 「ねぇさっきから夢人なにぶつぶつ言ってるの~~?」 「ん?今日の俺がどれだけ不甲斐ないか…… ………。 ってなんでそんな笑みを浮かべるんだ!!」 瑠海は満面の笑みを浮かべる 「いや~~別にぃ~~ なににしようかなんて考えてないよ?」 「ま、まだ一日目だぞ! くそ~~今日は勉強会なしだ~瑠海と一緒に勉強したら差がつかない!」 「しょうがないなぁ~~ じゃ知恵熱には気をつけてね~~夢人!」 「あのなぁ……俺は知恵熱なんて出ない!」
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