第五章

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「ほら、二人共行くよ! まだまだ乗るんだからね~~」 「よし、行こうぜ」 「うん!」 どうやらまだまだアトラクションに乗るようだな。 ……… …… … そして俺達はようやく帰りの電車の中。 まぁ、結局閉園間際までいた訳で……すっかり夜も更けている 「明日学校あるぞ?」 「いっそ行かなくていいよね」 「……瑠海?」 「アハハ……冗談だって冗談」 「今日は二人共ありがとね。 やっぱり来てよかった」 「まぁ俺も楽しかったしな」 その後夜遅くに家に着きベッドまで行った覚えは 次の日きれいさっぱりなかった…… 休日明けの学校は 早速英語の授業から始まるのだが、 机に突っ伏したのが三人程…… 「……冨樫・時村・霧島!! いつまで寝てるんだ!!」 「………すぅ…」 寝息の返事 「……欠席にするぞ?」 結局その日はあまり授業を受けた記憶がない俺と瑠海と梢だった。
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