第六章

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一日中睡眠学習の日から数日たった今日。 俺が最寄り駅から家に向かう頃にはもう日はすっかり暮れていた ゆっくり歩きながら空を見上げてみると そこには満天の星空が。 「あっ、そうだ。」 俺はある場所を思い出し 久しぶりにそこにいってみる事にした 俺の家から少し歩いたとこに高台がある そこは俺にとってはとても大切な場所。 周りに高い建物がないため あの高さでも街の明かりなどは全く邪魔にならないため…… こうゆう時に星を見るには最適 俺は芝のとこでカバンを枕にし仰向けになり 満天の星空を眺める まるで独り占めしたような…… 星にすぐ手が届くような気がする程綺麗な夜空。 こんな事がここではできる 「そういえば幼い頃はよく来てたんだっけな……」 そうそう、よく二人でこの高台に来たんだよな……
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