第六章

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「ほら~今日は満月なんだよ~~!」 ふいに聞こえた声の主は…… 「る、瑠海?なんでここに……」 「え~~?よく聞こえないよ~?」 瑠海はいたずらっぽく言う 「聞こえないって………ん?」 周りが暗くて気付かなかったが、よく見ると瑠海は何かを振り回している…… それは何かって? 「それ、俺のカバンじゃないか?」 「あ!気付いた。」 すると瑠海は俺とは逆の方に逃げていく。 俺のカバンを抱えたまま ……追いかけろって事?
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