第六章

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      翌日はお互いに、昨日が昨日だったのでまともに顔も合わせられず……一人で疑問に思う梢がいたぐらいだ。 それからもなんとなく三人で 一緒にいる事が多く、 「なんでお前だけいい思いしてんだよ!」 「羨ましいぞ!夢人」 とか 「ねぇ、冨樫君はどっちにするの?」 などのように頭を突っ込んでくる女子などがたくさん…… そうだな……多分この頃かな。 俺が目まぐるしくも 翻弄され続けた日々が 始まりを告げたのは……
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