第七章

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「わかってるよ。 そうだ……鹿島涼って知ってるでしょ?」 「……クラスメイトをわざわざ フルネームで呼ぶのか?」 あえてとぼける、 まだ高校生になり間もない頃 俺を尾行して 殴りかかってきた(避けたが) 一応クラスメイトの鹿島。 それ以降奴とはなんの関わりもない…… 「そんな事より…… 鹿島涼になんか言われても 全部無視してね。」 「……どうしてだ?」 「どうしても」 あいつと何かあったのか? 梢は……
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