第八章

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    「他人の病室に勝手に入るのはどうかと思うぜ?」 振り返るとそこにいたのは、 「お前は……鹿島涼! なんでここに……」 「なんでここにいるのかだと? 何いってんだ。ここがどこだかわかってんのか?」 「そんな事知ってるに決まってるだろ、病院だ」 鹿島は夢人を鼻で笑うと 「それじゃお前は勘違いを “二つ”してる」 「は?勘違いって……」 鹿島はそのまま言い続ける
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