1942年5月10日

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ソ連  アルハンゲリスク州ゼムリャフランツァヨシファルドルフ島気象台 「北極圏でとんでもない寒波が形成されているぞ」 「今年の冬も祖国に味方してくれるといいな」 「む、おい今レーダーに感アリ!!寒波が南下を始めやがった」 「バカをいえ!今は5月だぞ暖気団が消えるまで寒波の南下はありえない」 「寒波の勢いが強すぎるんだ…今すぐモスクワに報告しよう」 「おいおい今年は二度も冬があると報告するのか?」 「そんことすれば俺たちはシベリア送りだ」 ゴクリ…「よしもうしばらく様子をみてからだ」 この気象台もやがて連絡が途絶える。そしてこの異変ははイギリス、フィンランド、ドイツなど各国の気象台で確認され始めた 異変が始まって1ヶ月後…
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