4月

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[近藤の部屋] 近「おいトシ、この前の事件(ヤマ)はどうなった?」 土「あーあれか。大丈夫だ、心配いらねーよ。総悟の一番隊に行かせて方は付いた」 近「そうか、それならいいんだ。……なぁ、総悟といやぁアイツ、ここんとこおかしくねーか?」 土「あ?何言ってんだ近藤さん、おかしいのは元からじゃねーか。今に始まったことかよ」 近「いやーそれはそうなんだが、いつにも増してというか…俺の気のせいか?」 土「どう変なんだ?」 近「仕事に熱心になったというか、この数ヶ月サボってるとこを見かけねーんだ。最近じゃあ休暇もとらなくなっちまった」 土「…確かに変だな」 近「だろう?やっぱりお前もそう思うか」 土「アイツが真面目に仕事するはずがねぇ。何か企んでんじゃねーだろうな」 近「やめろトシ。いくらお前でも仲間を疑うような真似は許さねーぞ。きっと仕事の魅力に気づいたんだ。俺はそう信じたい」 土「仮にそうだとしたら、頭を打った疑いが新たに生まれることになるぜ」 近「トシ!」 土「あー悪かった悪かった。アイツは仕事に目覚めた、それでいいんだな」 近「そうだ」 土「つーか近藤さんよー、アンタがおかしいなんて言い出したんだろ。なんだかんだ言ってアンタも何か疑ってたんじゃねーのか」 近「ばっ、ばかを言うな!俺はプラスの異変に気づいたんだ!断じてトシのマイナスな疑いとは違うぞ!」 土「はいはい…」
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