キズノテアテ

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「駿ちゃ~んっ」 俺には合わない呼び名に 振り返ると俺の恋人の唯人が抱きついてきた。 ちなみに俺は唯人を唯、と呼んでいる。 「どうした?」 「帰ろっ?」 ニコニコ笑って返事する唯。 少しだけ顔を赤くして俺の手を 握っている。 「わかったよ。でもここ教室、みんな見てるよ」 唯が周りを見渡すとみんなが 俺達を見ていた。 .
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