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「あぁ…、しょか! また、こげん事してから……!! 今日はお客さんがいらっしゃるとあんだけ言うとったのに!」
住職の発した言葉で、俺は我に返った。
少女の頬がいっきに紅く染まる。
依然、俺と少女の瞳は合ったまま。
視線を急にそらすのも何だか変に思えて、どうしたらいいのかも分からない。
よくよく見れば、かなりの美少女。
さっき、サダコなんて思ったのは撤回。
何て言うか……………、
日本人形?
そう、日本人形だ!!
………いや、日本人形にしては何かおかしい。
何て言うか……胸元もはだけてるし、浴衣も身体に張り付いてて、大きな瞳は揺れる様に潤んでいる。
驚いたのか、恥ずかしいのか、全身を紅く染めて怯えた小動物の様に微かに震えている。
これは………………………………
………………………………………エロい。
「あっ……」
突然少女がか細い声を上げた。
抱えていた壺がゴロンと下に転がる。
少女は自らの身体を抱き締める様にして上半身をややかがめた。
…………童顔の割には結構、胸デカイな。
しばし、はだけた浴衣からのぞく白い谷間に見とれる。
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