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「おーいシキネ~、野球やろうぜ~」
「「「「ばさらっ!?」」」」
「えっ、えぇっ!? ……あっ、はい」
シキネを誘いながらススキを地面に刺して、蕗を振り抜きシキネに群がる虫を一掃する。
何事? となっていたシキネだが、俺様を見たら理解した表情になってこっちに来た。
「フィーリス、一緒に や☆ら☆な☆い☆か?」
「いいわ。そこら辺の男子よりもアザカの方が安全だしね」
「「「………………(言い返せねぇ)」」」
ツッコミもなしに二つ返事でグループに加わる。哀れなりwwww男子共wwwwwwww
「ミリアスよ、仲間になるなら世界の半分くれてやろう」
「……『御ぬこ様は発情期 ~ 御主人様ぁ、切ないですぅ ~』だったら仲間になる」
「あっ、俺様ちょうど持ってるわ。ほれ」
「……確かに。仲間になる」
着ている上着の内側(特殊加工により特殊な空間有り)から、青少年保護法に引っかかる表紙の小説を渡してミリアスが仲間になった。
あれ? なんかおかしなところが……………………………………………………………………無いな。
よし、報告に行くか。……ん?
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