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「女の子ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおお!?」
「凄く驚くな。そうだ、女の子」
「ホワイ? ホワイだよ!? 見てみこのbodyィィィ! イッツァボーイ、アイムマン! 呪泉郷のニャンニーチュアンに落ちたこと無いよ!? くしゃみで変わらないし、女装趣味もない!! 男装でもないし、息子も健在。引越はしてねぇぜ!」
混乱、一言で今の俺様を表すならそれが最適だった。
「いやあ、それもごめん。いくら探しても破れた書類の一部が見つからなくてね」
「それが性別……だと……」
「正解! それでカジノ式ルーレットで決めたら二分の一で女の子に」
「くっ……、諦めるしかないのか……」
「ごめんな。んで、どうするよ?」
「能力くれ。『赤龍帝の籠手』『白龍皇の光翼』、それを制する能力。透過能力。気配遮断。空中歩行。武器を十全に使える程度、あと自分の体のみに有効な遮断の能力。
容姿は格好よく、胸はささやか程度、身長は196まで行くように。足の細さはゾンゼロの弁天、太らない体質」
巨乳は邪魔くせぇ。足太いの嫌だし、醜く肥るのも嫌だ。
「言葉とか知識は?」
「言葉はデフォで会話も読み書きもできる。知識はどのくらい欲しい」
「あっちの常識と特殊な知識、料理と動物や魔物の捌き方、人間もな。あと生きてた時の世界の日本娯楽の知識、更新してな」
「OK、了解」
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