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シキネside
はーい。現場のシキネです!
って、あれれ? なんか言わないといけない雰囲気がしました……。
「お嬢さん、呆けている場合ではありませんよ」
「あっ、はい! 弾き飛ばせ『ウインドショット』」
なんかお坊さんみたいな鹿のマンティスコアと、紳士のマンティスコアに手伝ってもらってなんとかしてます。
「お嬢さんも勇気がおありで。あれは第二段階となったマンティスコアです。気を引き締めて下さいよ」
「ふぇぇ!? 第二段階って中位じゃないですか~」
知らずのうちに強いのと戦ってしまいましたぁ……。怖いですぅ。
「ふう、そう言う訳ですか。だからこのお嬢さんの手伝いを……。いいでしょう、私は紳士ですからね」
「ふぇっ? ふぇぇっ?」
紳士のマンティスコアさんが、鹿のマンティスコアの攻撃をステッキだけでいなしてます。凄いです紳士のマンティスコアさん!
「お嬢さん、今のうちに魔法を!」
「えっ!? あっ、はい!
敵を穿ち、切り刻め『ソニッド・スピアブレード』
重ねて穿て、穿て、穿て『スピアバルカン』」
私ができる精一杯の魔法で紳士さんをサポートします。
「私のサポートではありません。あなたのサポートが私なのです」
「はにゃっ!? そうでした」
間違えてました! これは私の練習なんですから!
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